産婦人科医に聞く vol.2:産婦人科医師から見て骨盤矯正はどんな印象?

本記事は、広島赤十字・原爆病院 緩和ケア科 吉川徹医師(日本産科婦人科学会専門医)による院内勉強会の内容を要約してお届けします。本シリーズは全9回にわたり、産婦人科領域の疑問について医師に直接お聞きした内容を記録しています。

産婦人科医師から見て骨盤矯正はどんな印象?

産婦人科医の率直な印象

産婦人科の現場では、骨盤矯正について詳しく学ぶ機会は少なく、「正直あまり知らない」というのが率直な印象とのこと。ただし、産後の骨盤ケアとしてのイメージは医師の中にもあるようです。

出産時に起こる骨盤の変化

出産時には、通常はほとんど動かない恥骨結合仙腸関節といった関節が緩んできます。これはエストロゲンなどのホルモンの影響によるもので、赤ちゃんが産道を通りやすくするための体の自然な変化です。場合によっては恥骨が大きく離開してしまうケースもあり、産後に痛みを訴える方も少なくありません。

産後の骨盤矯正に対する期待

産婦人科医の立場からは、産後に緩んだ骨盤を矯正してあげることで痛みが軽減するという考え方には理解を示しています。出産を経験した方の中にも、骨盤周辺の緩みを実感している方は多く、適切なケアによって産後の回復をサポートできる可能性があります。

勉強会の様子

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※本内容は医師による院内勉強会の内容を要約したものであり、医療的な診断・治療の代替を目的としたものではありません。症状にお悩みの方は、まず医療機関の受診をおすすめいたします。